子供向けのオンライン英会話スクールでよく使用される、オーソドックスな教材であるピアソン社の「SIDE by SIDE」シリーズ。
全4レベルに分かれていて、1冊のボリュームは172ページ〜188ページと、かなりのボリュームです。
子供の年齢にもよりますが、ほとんどのオンライン英会話スクールの1回のレッスン時間が25分であることを考えると、1冊を終えるまでに結構な時間がかかります。
逆にいうと、1冊でかなりのボリュームを学べますので、教材の価格からすると学べる量が多く、長期間利用でき、お得感がある教材でもあります。
今回ご紹介する、レベル3は、LESSON1〜10までで148ページ、チェックテストが13ページあり、付録(単語等)やIndexを含めると、全部で172ページあります。
そんなボリューム満点の、子供向け英会話教材「SIDE by SIDE」のレベル3について、内容や、対象年齢、レベルの参考などをご紹介していきます。
はじめに〜エディションについて(3rd?/Extra?)
サイドバイサイドには複数のエディションがあり、2018年11月現在の最新バージョンは、2015年に発売された「Extra(エクストラバージョン)」です。
SIDE by SIDEを利用したレッスンに対応しているオンラインスクールでは、サードエディションが紹介されていたり、Extraエディションが紹介されていたりで、一体どれを購入したら良いのか、わけがわからない状態です。
ざっくりいうと、3rdエディションも、Extraエディションも、テキストブックの内容は全く同じです。
3rdエディションが指定されているスクールでも、Extraエディションを使用してのレッスンは問題なく同じレッスンを受けることができますので、これから購入するのであれば、Extraエディションにしておくと良いでしょう。
サイドバイサイドのExtraエディションと、3rdエディションの違い
では、何が違うかというと、付属するテキストブックに沿った内容の付属コンテンツ(動画や音楽など)がCDであるかeTextであるかの違いです。
また、Extraバージョンから、Student bookの最後に「Check-Up Tests And Skills Checks」として、チェックテキストが追加されました。
チェックテキストはレベルによってページ数が異なり、今回ご紹介するレベル3は13ページついています。(レベル1、2はそれぞれ17Pでした)
3rdエディションまではStudent bookの内容に沿った完全版の音声CDが別売り(7枚9,430円)だったものが、Extraエディションから、eTextという形で、全音声が収録されたコンテンツが付いてくるようになりました(同じくCDは別売りですが、CDでなくとも、eTextに全音声収録されているので特別な理由がなければCDを購入する必要がない)。
PDFやアプリなどから閲覧することができ、モバイル時代の現在ではeTextの方が使い勝手がよく、また、これまで別売りだった音声が含まれるようになり同じ内容の学習が低価格で実現できるようになり、自学自習もとてもしやすくなっています。
eTextが何であるかなど、Extraエディションと、3rdエディションの違いの詳細を別のコンテンツにまとめていますので下記よりご参考ください。
子供向け英語教材「SIDE by SIDE」「Level 3」の内容
「SIDE by SIDE」のStudent Bookレベル3では、現在、過去、未来それぞれの文法の特徴や表現の違いを様々なケースを想定して学習します。
学べる言語:American English(アメリカ英語)
「SIDE by SIDE」 レベル3の対象年齢
最適なのは、6歳くらいから大人まで
TOEIC®: 350 – 450
CEFR: A2
GSE: 36 – 50
レベル:初級〜中級
SIDE by SIDEは、幼稚園入学前の子ども〜中学生くらいの学生を対象にした定番教材です。
日本では、英会話初心者の大人にも、分かりやすい教材として人気で、オンライン英会話スクールでは、幼稚園入学前の子どもから大人まで幅広く利用されています。
サイドバイサイドの中でもレベル3は、TOEIC350〜450のレベルに位置付けられています。
中学生程度の英語となるので、英検4級〜くらいの内容になっています。
英語レベルの高い子供であれば6歳くらいから、一般的な義務教育での英語レベルでいうと、中学2年生くらいからの内容となっています。
大人であっても初級英語の学習者の場合は読むのがしんどい感じの、文章がズラズラと並ぶページなどもあり、英検4級くらいは無いと難しそうな内容になっています。
独学系の教材ではなく、解説等は一切掲載されていないので、オンライン英会話スクールなどで講師と一緒に使用することで学習を進めて行くタイプの教材です。
オンライン英会話スクールの講師であれば、「英会話」に特化しているので、無理に読ませたりはせず、会話のレッスンのみに集中してくださいますし、Extraバージョンから全音声が収録されたeTextが付属するようになったので、見た目よりは、学習はそんなに難しくはない印象です。
それでも英語レベルは別として、年齢的に「知っているもの」や「語彙数」や出てくる単語を考慮すると、英語力が高いお子様でも小学校低学年くらいからの内容になっています。
また、SIDE by SIDEには、フォニックス学習(発音)はありませんので、よりネイティブに近い英会話を身につけるには、フォニックスも取り入れた方が良いと思います。
お子様が小さければ小さいほど、先生のレッスンを聞いているだけでもファニックスが身につきやすいのでオススメですよ!
サイドバイサイド Student Book レベル3の公式サンプル
発刊元であるPearson(ピアソン)の日本法人Pearson Japanにて、数ページのサンプルが公開されています。
サンプルでは、Lesson5の全19ページの内容を見ることができ、最後の19ページ目で、Extraバージョンから追加になった、付録「Check-Up Tests And Skills Checks」を見ることができます。
出典:Pearson JAPAN Side by Side Extra Edition レベル3 Student Book Sample Pages
SIDE by SIDE レベル3がレッスンで使える子供向けオンライン英会話スクール
SIDE by SIDEに対応した、こども向けオンライン英会話スクールの一覧です。
当サイト内の各スクールの特徴やチェックポイント、口コミなどを掲載したスクール情報コンテンツに移動し詳細をご覧いただけます。
- ripple kidspark(リップルキッズパーク)
- Native Camp.(ネイティブキャンプ)
直接公式へ→Native Camp.(ネイティブキャンプ)
- hanaso kids(ハナソキッズ)
直接公式へ→hanaso kids(ハナソキッズ)
- HATCHLINK jr.(ハッチリンクジュニア)
- Kids Star English(キッズスターイングリッシュ)
直接公式へ→Kids Star English
- mytutor(マイチューター)
直接公式へ→mytutor(マイチューター)
「SIDE by SIDE」Extra Edition レベル3の目次
レベル3のレッスンは全部で10項目です。
レベル1は全部で17項目、レベル2は13項目でした。
項目数は減りますが、ページ数は減っていませんので、1チャプターの内容がどんどん増えていっているということですね。
「SIDE by SIDE」Extra Edition レベル3のTable of Contents
- LESSON1 Review: Simple Present Tense Present Continuous Tense Subject & Object Pronouns Possessive Adjectives Time Expressions
- 現在形、現在進行形、時間表現などの復習
- LESSON2 Review: Simple Past Tense (Regular and Irregular Verbs) Past Continuous Tense
- 過去形、過去進行形などの復習
- LESSON3 Review: Future: Going to Future: Will Future Continuous Tense Time Expressions Possessive Pronouns
- 未来形(going to/will)未来進行形、可能の表現などの復習
- LESSON4 Present Perfect Tense
- 現在完了形(give gave given,eat ate eaten等)について学習します。
- LESSON5 Present Perfect vs. Present Tense Present Perfect vs. Past Tense Since/For
- 現在完了形と現在形・過去形との比較について学習します。
- LESSON6 Present Perfect Continuous Tense
- 現在完了進行形
- LESSON7 Gerunds Infinitives Review: Present Perfect and Present Perfect Continuous Tenses
- 動名詞、不定詞
- LESSON8 Past Perfect Tense Past Perfect Continuous Tense
- 過去完了、過去完了進行形
- LESSON9 Two-Word Verbs: Separable Inseparable
- call up、hang up、take downなど、2語の動詞の表現について学習します。
- LESSON10 Connectors: And… Too And… Either So, But, Neither
- 色々な接続詞(and、Too、So、Butなど)について学習します。
子供用英語教材「SIDE by SIDE」「Student Book レベル3」のYoutubeレッスン動画
SIDE by SIDEの動画があまりYoutubeに上がっていなかったのですが、レベル3の動画がアップされていたので、数点ご紹介します。
LESSON4までの動画しかありませんでしたが、レベル確認の参考にはなると思います。
動画で使用されているBookのバージョンは、third editionですが、現在主流のExtraバージョンとbookの内容は同じです。
SIDE by SIDE Student Book 3 Youtube動画
INGLES SIDE BY SIDE BOOK 3 CHAPTER 1
INGLES SIDE BY SIDE BOOK 3 CHAPTER 2
INGLES SIDE BY SIDE BOOK 3 CHAPTER 3
INGLES SIDE BY SIDE BOOK 3 CHAPTER 4
SIDE by SIDEに対応している子供向けオンライン英会話スクール
SIDE by SIDEには、解説等の記載が一切ありません。
講師によってサイドバイサイドを利用してレッスンすることが前提となっている教材なので、オンライン英会話スクールに最適な教材です。
SIDE by SIDEが教材として利用できる子どもに対応可能なオンライン英会話スクールは以下をご覧ください。
- ripple kidspark(リップルキッズパーク)
- Native Camp.(ネイティブキャンプ)
直接公式へ→Native Camp.(ネイティブキャンプ)
- hanaso kids(ハナソキッズ)
直接公式へ→hanaso kids(ハナソキッズ)
- HATCHLINK jr.(ハッチリンクジュニア)
- Kids Star English(キッズスターイングリッシュ)
直接公式へ→Kids Star English
- mytutor(マイチューター)
直接公式へ→mytutor(マイチューター)